改築推進工事例  002

呼び径 250B型セラミック管

⇒ (改築)ヒューム管呼び径250

1.1 工事の概要

平成21年3月中旬から下旬までの期間に、富山県T 市においてパイプキュア工法による改築推進工事を実施しました。 対象スパンは、インターロッキングブロック舗装された歩道下約3.5mに埋設されている下水道管(φ250セラミック管・ヒューム管)です。

土質はシルト分を含む砂質土、N値は5程度で、推進延長は約37.0m、管路勾配は上り7.8‰です。発進立坑は築造延長41.0m区間の2号マンホール脇に構築しました。事前に老朽管内部を充填し、回転破砕型推進方式Aタイプ((社)日本下水道管渠推進技術協会区分) で施工し、最終精度は上6mm,左4mmで到達しました。

1.2 工 事  

(1) 工事名    公共下水道事業汚水管改築工事

(2) 工事時期  平成21年3月

(3) 工事場所  富山県T 市

(4) 発 注 者  T市上下水道部

(5) 工事内容 

@既設管  φ250B型セラミック管、ヒューム管(発進側一部約2.0m)

A新設管  φ300ヒューム管 (管長1.0m)

B工法 回転破砕型推進方式Aタイプ((社)日本下水道管渠推進技術協会区分)

C築造延長  41.0m

D推進延長  37.8m

E勾配     上り7.8‰     

F土かぶり  約3.2m     

G土質     シルト分含む砂層、湧水なし N値5程度     

H発進立坑 φ2,000mmライナープレート     

I到達人孔 1号人孔到達

(6) 使用機材   

@推進機   エンビ・ホリゾン推進機 SEH-456型   

Aパイプキュア工法機材 専用先導管他

図−1 施工概念図

写真−1 全景

写真−2 坑口

 

 

写真−3 先導管

写真−4 先導管

写真−5 先導管発進 

写真−6 先導管発進

写真−7 排土状況

写真−8  障害物

写真−9 ヒューム管

写真−10 ヒューム管推進

写真−11 排土状況

写真−12 坑口ハツリ作業状況

写真−13 先導管到達

写真−14 ヘッド回収